アトレ恵比寿(JR恵比寿駅)から西側(代官山方面)へ伸びる短い通り
駒沢通りを一本「目黒」側へ入ったところにあります
入り口に、「恵比寿銀座」とのアーチが掲げられているため、すぐ分かります。
開発が進み、周辺のお店は大分変わりました。
単なるテナントの入れ替えではなく、建物自体の建て替えも進んでいます(2020年7月時点に於いても、下記とは別の案件が工事継続中です)。
パーラー ACE
・「恵比寿銀座」入り口すぐの場所でOPENしていたパチンコ・スロット店
・位置的には、「恵比寿銀座通り」にあるコンビニエンスストア(ファミリーマート)の隣(恵比寿駅側)にありました
・完全閉店後、建物も解体されました
→ 2019年2月、「(地上5階建ての)恵比寿銀座クロスビル」が竣工。1階には「そうごう薬局 恵比寿銀座店」がオープンしています
2011年時点の投稿内容
JR恵比寿駅側入り口アーケードに、「恵比寿銀座」との飾りが掲げられているのだが、
きっと商店街の名残なんだろうな、と思い、試しに検索してみたところ、
びっくりするぐらい何もヒットしなかった。
この通りが別に寂れているわけではないのだが、
「恵比寿銀座」という名称自体は、実質的に、今では使われていないのかもしれない。
ちなみに、ここからは100%推測だが、
この名称がついているということは、いわゆる全国に散らばる、銀座の名を冠した通りと同じ意図をもって付けられたのだと思われる。○○銀座、△△銀座、みたいな…。
これは、銀座への憧れや、その人気に肖りたい、という意図があったと思われるが、
逆に言うと、これが出来た当初は、恵比寿もその程度の町(←表現は悪いですが…)だったと思われる。
ところで、最近の恵比寿の人気には、凄まじいものがある、と思う。
Twitterで、恵比寿というキーワードを呟いている人の多いこと、多いこと。
そのほとんどの人が、恵比寿はオシャレな街、恵比寿には綺麗な女性が多い、とか、
恵比寿のことを肯定的に捉えていて、
さらに、恵比寿という街に対して、ある種の憧れを抱いているような印象を強く感じる…。
どうしてこのようなことを書いているかというと、以前、読んだムック雑誌の記事を急に思い出したためだ。
たまたま、古本屋で見かけたその本は、20年(以上)ぐらい前の東京の街を、住んでいる人目線で紹介している本だった。そこには恵比寿も紹介されており、その紹介のされ方がちょっとびっくりしたことを覚えている。
詳細はもう忘れたが、多分、こんな感じだったように記憶している。
「山手線という交通便利な場所にあるも忘れ去られた駅」
「人気はないが、物価は安い、穴場的スポット」
「駅近くには工場しかないが、その分家賃も安め」…。
当時の恵比寿の状況を、リアルタイムに感じることはもはや出来ないが、
恵比寿は、銀座みたいに、昔から、凄かった場所ではなく、
ずーと、以前は、ちょっと前の大崎みたいな場所(以前の大崎は、駅を降りてもホントに何もなかった…)だったのかな、という感想を抱いた。